惣菜HACCP認定施設とは？

衛生管理でもあるHACCPですが、食品を取り扱う全ての事業者が導入しなければならないもの、お店に訪れるお客さんへの安心を与える効果や集客効果などを期待できることからも、積極的に取り組んでいるお店のオーナーさんも多いのではないでしょうか。義務付けはあるけれども明確ともいえる認証を得る必要がないなど、少々曖昧な部分はあるのですが、将来的には全ての食品事業者は認証が必要になるかもしれません。認証を得ると認定機関からのマークの授与が行われる、これをお店の中に提示しておけば食品衛生を徹底していることをお客さんに知らせるきっかけにもなります。惣菜HACCP認定施設と呼ぶものがあるのですが、これは惣菜やお弁当などの食品製造過程での衛生管理で適切な品質の確保を図る目的で日本の指定機関の一つでもある日本惣菜協会により認定されたお店を意味します。

小売店などでは認定を受けるためのハードルが高いなど、このような理由から基本的な手引書を利用してHACCPの取り組みを行っている所も多いのですが、日本の指定機関からの認証はしっかり衛生管理を行っている証になるものですし、HACCP自体一般消費者への認知度が高くなっていることからも認証を得ているか否かはお客さんへの信頼に影響を与える部分といっても過言ではありません。また、炊飯製品など米飯類の製造過程における衛生上の適切な品質確保を図る目的で、国の指定機関の一つ日本炊飯協会からの認定された施設を炊飯HACCP認定施設といいます。